誕生日は、1年に1度きりの大切な記念日です。
子どもが生まれてきてくれたことに感謝して、大切な1日を素敵な映像で残しましょう。
アットホームな誕生日パーティの撮影

子どもが小さいうちは、自宅でパーティをひらく家庭が多いと思います。
我が家も、ママが子どもの好きなメニューを作って、会場となるダイニングを飾り付けて、お店で買ってきたケーキを並べて、にぎやかに祝いました。
そこで今回はアットホームな誕生日パーティを上手に撮影するポイントを紹介します。
パーティ前の撮影ポイント
誕生日の朝、きっと家ではパーティに向けていろいろ準備が進んでいると思います。
その中で撮影しておくポイントは・・・
クッキング風景
張り切ってごちそうを作っているママ(パパ)の様子を撮影しておきましょう。
もちろん料理を撮っておくのを忘れずに!
誕生日当日の子どもの様子
パーティを前にして、子どもはどんな様子でしょうか?
喜んでいますか? それとも普段と違うパパママの様子を見て不思議そうな顔をしていますか?
ともあれ、めでたく誕生日を迎えた子どもの様子を撮っておきましょう。
パーティでの撮影ポイント
バースデーソングを歌おう!
誕生日の定番と言えばバースデーソング。
誕生日を迎えた子どものために元気に歌ってあげましょう!
きっと後で見返した時にパーティの賑やかな雰囲気が伝わります。
せっかくなので、バースデーソング一曲分まるごと撮影してみましょう。
バースデーソングの上手な撮り方
①まずは家族全体が映るように
↓
②歌っている家族のアップ
↓
③うれしそうな子どもの様子
↓
④歌い終わりの拍手で再び家族全体が映るように
こういった感じで録画を止めずに撮影できるとGOOD!です。
上手くいくように、前日に練習しておくといいですよ。
ロウソクを吹き消す場合
バースデーソングとセットになっているのが、ロウソクの吹き消し。
誕生日会で一番盛り上がるところですよね

「ロウソクを吹き消すと画面が真っ暗になってしまうのですがどうしたらいいですか?」
以前、ビデオ教室でこんな質問をいただきました。
確かに!画面が暗いとせっかくの表情が撮れないですよね。
しかし・・・
暗くてもいいじゃないですか!
そんな時は「音」を撮りましょう!
想像してみてください・・・
ロウソクを吹き消して、真っ暗になった後、パパママから贈られるたくさんの拍手と「おめでとう」の声。
画面が暗くても、賑やかな雰囲気は伝わると思います。
逆に考えると、こんな場面は誕生日しか撮れない特別映像なんです。
ロウソクを吹き消して暗くなったら、そのまま10秒くらい録画しておいて、誕生日ならではの雰囲気を撮影してみてください。
(どうしても暗い中で映像をとりたいという方は、ビデオカメラについている“ナイトショット”を使ってみてはどうでしょうか)
誕生日プレゼント
誕生日パーティにはプレゼントがつきもの。
この時に、ぜひ撮っておきたいのが
プレゼントを見たときの子どもの顔!
まずは子どもの胸から上ぐらいが映るサイズでカメラを回しておきましょう。
もちろん迫力ある映像を撮るためにアップでもいいですが、喜びのあまり立ち上がったり、ジャンプしたりすると画面からはみ出してしまう場合もあるので気を付けてくださいね。
目安はこれくらいのサイズです(食事中の風景ですが)
これくらいだと、こどもがどんな動きをしても対応できるし、プレゼントを目の前においた場合に、子どもとプレゼントの2ショットも撮りやすいです。

さて、録画がスタートして10秒ほどしたらプレゼントを持ってきてもらいましょう。
カメラは動かさずに、子どもを撮り続けてください。
ここで撮っておくべきなのは 子どもの表情の変化です!!
子どもにプレゼントが渡されるまで録画は止めなくてOKです。
無事にプレゼントが渡されて、 子どもとプレゼントの2ショットがきちんと撮れたら録画を一度 止めて、撮影場所を変えたりしながら喜ぶ子供の様子をたくさん撮ってあげましょう。
三脚を活用してカメラを固定
ホームビデオを撮影しているとカメラマン本人が映っていないことはよくあります。
これはしょうがないことです。
でも、せっかくの誕生日パーティ!どうせなら家族全員で楽しんでいる様子を撮りたいですよね?
そんなときは三脚にカメラを固定してパーティ全体の風景を撮影しておきましょう。
(三脚がない方は、家族全体が映るような場所にカメラを置いて撮影してみましょう)
誕生日パーティの後には
賑やかなパーティもあっというまに終わり、最後に今日一日の締めくくりの映像を撮りましょう。
子どもの誕生日パーティのエンディングを飾るのにふさわしい映像といえば・・・
“寝顔”です
おいしいごちそうを食べて、みんなでバースデーソングを歌って、プレゼントをもらって、子どもにとってきっと楽しい誕生パーティになったはずです。
そんな日の夜はとても満足そうな顔で寝ているんではないでしょうか。
ぜひ誕生日を迎えた夜の寝顔もとっておきましょう!
誕生日パーティの撮影は
①当日の普通の顔
②パーティー中の顔
③寝顔
この3つの顔をとってこそ完成します!
寝顔の撮影方法
深夜、子どもが寝静まったあと寝室にこっそり入って撮影しましょう。
暗い中での撮影なので、ビデオのナイトショット機能を使わないと難しいかもしれません。
ビデオにナイトショットがついていないという方は、携帯電話のフラッシュ機能や懐中電灯で子どもの下半身を照らすと、漏れた光で顔が少し明るくなると思うので、それを利用して撮影しましょう。
明るさで子どもを起こさないように気を付けてください。
パパが撮影、ママがライトなど担当を決めた方が良い映像が撮れます。

撮影しながら、パパママからのバースデーメッセージなんかも話せると、さらに素敵なビデオになります。
(もちろん子どもが起きないように小さい声で話してくださいね)
パパママの愛情で素敵なビデオにしよう

最後に、誕生日パーティを撮影する時に一番大切なことを紹介します。
それは司会役を決めること!
せっかくの誕生日!恥ずかしがらずに
「●●ちゃん ●歳の誕生日で~す」
「プレゼントは▲▲です!」
などパパママが積極的にしゃべりかけて、今日が特別な日だということを子どもにも伝えてあげてください。
パパママが笑顔で楽しそうに しゃべったり歌ったりしていると子どもも自然に笑顔になってきて、結果的に素敵な誕生パーティになります!
誕生日は子どもにとってもパパママにとっても、1年に1度の特別な日です。
こういった特別なイベントの撮影でよい映像が撮れるかどうかは事前準備にかかってきます!
ぜひパーティの計画と一緒に、ビデオ撮影の計画も立ててください。