ホームビデオって楽しい!⑦ビデオ選びのコツ 新しいものが良いわけじゃない!

こどもの撮影に欠かせないビデオカメラですが、毎年、各メーカーから高機能&高性能なビデオカメラがぞくぞくと登場していて、家電量販店やネットショップをのぞいてみるとあまりの種類の多さに迷う人がほとんどだと思います

 

しかし「こどもを撮影する」という目的であれば、選ぶときのポイントはグッと絞られてきます

このページでは、こどもの誕生をきっかけに初めてビデオカメラを買おうと思っている方が迷わないように、知っておいてほしいビデオカメラの機能(画素・ズーム等)や僕が家電量販店でビデオカメラをさわりまくって調査したホームビデオにおすすめのビデオカメラを紹介します。ぜひ参考にしてください

 

こどもをかわいく撮る ビデオ選びのポイント

①フルハイビジョンの機種を選ぶ

画面がキレイかどうかは「画素数」で判断します 画素数とは1画面を構成する点の数のことです

カタログをみると300万画素や500万画素というように書かれています

たとえば100万画素だと1画面が100万個の点で構成されているということ。つまり画素数が多いほど細かくてキレイな映像になります

しかし、画素数が多ければ良いというわけではありません

最近のフルハイビジョンといわれるテレビでは200万画素までしか対応していないため、いくら画素数が多いビデオカメラを買っても、それを見るテレビに限界があれば意味がありません

つまり!撮った映像をTVで楽しむ場合だと、200万画素もあれば十分というわけです

 

②センサーのサイズ

センサーとはビデオカメラで撮影した映像を感知する部品のこと

カタログでは【CMOS(シーモス)】や【MOS(モス)】と書いてあります

じつは、センサーは画質や暗いところでの撮影にもっとも影響がある部分なんです

簡単に言うと、センサーが小さければ画質が悪くなり、センサーが大きければ画質がよくなると考えてもらって大丈夫です。

 

もし、性能が同じビデオカメラでも値段が大きく違うとしたら、このセンサーの大きさが違う場合があります

センサーを見るときのポイントですが、カタログ等には分数で書いてあり、分母の数が小さければ高性能です。(1型というのは1/1でかなり高性能です)

もちろん!センサーが良ければ値段が高くなりますが・・・そこは価格と相談してください。個人的には「1/5~1/3」の範囲でも十分だと思います

 

③ズーム

ビデオカメラのズームには「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があります

光学ズームというのはビデオカメラ内のレンズを使って、遠くのものを撮影しています。望遠鏡や双眼鏡と同じ仕組みです

デジタルズームとは、画面をデジタルに拡大していく方法。分かりやすく言うとPCで写真を拡大するときと同じ仕組みです

 

この2つには決定的な違いがあり、光学ズームは倍率が少ない分、画質が悪くなりません。しかしデジタルズームは拡大すればするほど画質はどんどん悪くなっていきます

最近のビデオカメラでは光学20倍、デジタル300倍というとんでもないものをみかけ、ついついデジタルの高倍率に興味をひかれますが、光学ズームの倍率に注目しましょう

子どもが小学生になるまでなら、そんなに遠くから撮る機会も少ないと思いますので、20倍もあれば十分です

もしかしたら10倍でもいいくらいです

 

④持ちやすさ・軽さ

これが実は一番重要だったりします

最近では、ママの方がビデオカメラを回す機会も多くなっていて、パパが勝手に選んでくると、ママには重すぎて使いづらいというケースがあります

ビデオ撮影はパパだけの役割ではありません。ぜひビデオカメラを選ぶ際はママも一緒に選ぶようにしましょう

ビデオカメラの重さは200~500グラムくらいですが、ママが使うのなら250グラムくらいのものをチョイスするといいですよ!

 

以上!子供を撮影するビデオカメラを選ぶときのポイントを紹介しました

①フルハイビジョン(200万画素)

②センサー(1/5~1/3)

③ズーム(光学20倍)

④持ちやすさ・軽さ(250グラム)

 

子どもを撮影するビデオを選ぶなら

まず、フルハイビジョン、センサー、ズームをポイントに挙げましたが、どのビデオカメラを選んでも大きな違いはありません

というのも、最近のビデオカメラは昔に比べものすごく高性能になっており、ビデオカメラを初めて買う人にとっては、どれも満足できるスペックです

その中で僕が一番チェックしてほしいのは「持ちやすさ・軽さ」です

 

例えば高機能で最高クラス(10万円)のビデオカメラを買ったとします

当然カタログに書いてある性能は高いですし、良いものを買ったという満足感もあります

しかし、ビデオカメラを買った本来の目的は「こどもの成長記録」

最高クラスのビデオカメラだと500グラム近くあります

ペットボトルと同じ重さのものを常にカバンに入れて出かけるのはつらいと思いませんか?

ママの手にも大きすぎて使いづらいと思います

 

画質にしても10万円と5万円のビデオカメラを比べても、ほとんど違いは分からないと思います

僕も大きな違いは感じません どれもキレイだと思います

それであれば最初はママの手にピッタリの小さいカメラを買ってみてはどうでしょうか

小さいビデオカメラは、子供を撮るには最適です

 ①ポケットに入るので邪魔にならない

 ②どこにでも置いておけるので、ちょっとした撮影にも便利

 ②余計な機能がついていないのでバッテリーが長持ち

 ③価格が安いので家計にも優しい。

こういった条件がそろっていると必然的に子供を撮影する機会が増え、結果的に子供の成長記録が充実していくことになります

 

それでも決まらないときはコチラのサイトを!

いろいろ情報を手に入れても、いざお店にいくと迷ってしまうものです。

そんなときはコチラのサイトを参考にしてはどうでしょうか?

 

はじめてのビデオカメラ購入ガイド

 

このサイトは家電量販店で実際に働いでいるパパが運営していて、常に新商品の情報が更新されています。

メーカー別のビデオカメラの違いなんかもレビューされていてとても参考になります。

 

 

家族みんなが使いやすいビデオカメラを手に入れよう!

僕はこどもの成長記録は「質より量」です。

ビデオカメラ選びは成長記録の最初の一歩

パパママでよく話しあって「こどもをたくさん撮ってあげられるもの」を選んでください