秋といえば運動会シーズン!
ということは・・・ビデオカメラの出番です!

しかし運動会の撮影はホームビデオの中で一番難しいんです!
まず「撮影の場所取りが大変」
そして「動いている子供を撮るのが難しい」、
最後に「撮り直しができない」
これの3つをクリアしないことには、子どもの素敵な映像を撮ることが出来ません。
しかしそれはかなり難しいことはわかっていただけるはずです。
しかし!安心してください!
実は僕はPanasonicさんが家電量販店で配布している「運動会完全マニュアル」の監修をしているので対策はバッチリです!


ということで今回は
「運動会でビデオ撮影を失敗しないポイント」
を紹介します。
なぜ「失敗しない」と書いたのかというと、ビデオ撮影に慣れていないパパママにとって運動会を上手にとるのはかなりハードルが高い目標です。
TVドラマでよくみかける運動会のシーンをマネして撮影しようとしてもうまくいくはずがありません。
まずは以前のブログで紹介している
をしっかり読んで、それを踏まえたうえで、
ビデオ初心者でもできる「見やすい運動会ビデオ」を撮ってみましょう!

①事前準備をしっかりと
運動会などのイベントを撮影するときには事前の準備が重要になってきます。
まずは子どもに
・どの競技に出るのか?
・何番目に走るのか?
・どこからスタートして、どこがゴールなのか?
などを確認しておきましょう。
これらの情報を知っているだけで当日に慌てなくてすみます。
②ズームはできるだけ使わない
基本的にズームは使わないようにしましょう。
例えば、子どもが100m走に出るとしましょう。
ビデオカメラはゴール地点に構えています。
子供の頑張っている様子を撮るならば
「スタートを待つ表情をズームして撮影したい」と考えると思います。
そしてスタートしたらズームアウトしながら子供のゴールの様子までしっかり押さえる。
これはやめておきましょう。
運動会はどの競技も1発勝負。
もし撮影に失敗したらどうしますか?
それならば、ズームを使わないで子供が向こうから頑張って走ってくる様子をしっかりと撮影しましょう。
だんだんと大きくなっていく我が子の姿!これも素敵ですよね!
そしてゴールして自分の目を通り過ぎたら、そのままカメラを子どもの方に動かして走り終えて肩で息をしている後姿をしっかりと撮りましょう。
これなら簡単に撮影できそうです。
しかし「ちょっと物足りない・・・」と思いますよね。
そんな時は次のポイント!
③競技後にインタビューを撮る
走り終えた後にインタビューを撮りましょう。
すぐには難しかったら、お昼ご飯のときや運動会が終わってからでも大丈夫です。
子供がどれだけ頑張ったのか。それを本人の口から聞けると良いですね。
④ほかの子供で練習する

100メートル走や障害物競走など順番に走る競技の場合、
もし自分の子供が2番の以降ならばその前の子供で練習しましょう。
そうすることで本番に向けて心とビデオの準備ができますよ。
⑤子供に目印を付ける
玉入れやダンスなどたくさんの子供が一緒に競技をスタートする場合、
みんな同じ服装、同じ体格なので自分の子供を見失うことがよくあります。
そうなると見つけ出すのは大変!
そうならないように子供に目印を付けておきましょう。
僕の知り合いは、子どもにハデな色の靴下をはかせてそれを目印に撮影していました。
体操服や靴に関しては学校や保育園によってきまりはあると思うので、
自分の子供にあった目印を付けてあげると大人数の競技でもぐっと撮影がしやすくなりますよ!
⑥三脚を用意する

イベント撮影の強い味方「三脚」を用意しておきましょう!
遠くの物を撮りたいときにビデオを手で持ったままズームするとどうしてもブレてしまいます。
しかし!これがあるとカメラをしっかりと固定できるのでどんなにズームしていもブレないのでとても便利です。
どうしても近くで撮れない競技あるばあいは使ってみるのもいいかもしれません。
だだし!デメリットとして「急な動きに対応できない」というポイントがあります。
運動会の競技はどれも激しい動きをするものが多いので、コツが必要です。
★三脚を使ったほうが良い競技
→場所移動が少ない競技(玉入れ、ダンスなど、綱引き 等)
★三脚では難しい競技
→競技場をフルに使う競技(100m、障害物競争、リレー 等)
これを参考にして三脚の使いどころを考えてみてください。
本番前にちょっとシミュレーションしておくといいですね。
⑦運動会の前後も撮る

運動会のホームビデオというと、多くのパパママが子どもの出場する競技から撮影を始めると思いますが、
ちょっと早めに撮影をスタートしてみませんか?
例えば、
・家族みんなの分のお弁当を作っている様子
・興奮して早めに起きてしまった子供に今日の意気込みをインタビュー
・靴を履いて家を出ていく様子
・運動会の入場門&看板
などを撮影してみましょう。
合間には、お昼ご飯の様子も撮っておきましょう!
そして運動会が終わった後は、
・子供に今日の感想をインタビュー
・夕暮れに赤く染まる入場門
・家までの帰り道
なども押さえておきましょう。
こうすることで「運動会の一日」という形で家族みんなの思い出がドキュメンタリー風に記録できます。
こうしておくと、もし他の部分で撮影が失敗してもカバーしやすくなります。
運動会を撮影する時に大切なこと
運動会の第一の目的は、普段なかなか見ることが出来ない子どもの頑張っている姿を見ること!
撮影に夢中になるあまり、子どもの応援を忘れるということがないようにしましょう。
もちろんカメラのバッテリーの充電もお忘れなく!
どんなに撮影の練習をしてもバッテリーがないと撮影ができません。
もしもの時に備えて予備のバッテリーを購入しておいても損はしません。