11月といえば七五三のシーズン
街の写真スタジオ等では「七五三撮影」の のぼりやポスターをよく見かるようになりました。
七五三は、子供が無事に成長した感謝の気持ちを神様に告げ、これからの健やかな成長を神社等にお参りする行事。
一般的に七五三をお祝いする年齢は、男の子で3歳と5歳、女の子で3歳と7歳となっています。
七五三というと写真撮影がメインに思われがちですが、
ビデオも上手に使うと晴れの日の素敵な思い出を記録できます。
今回は七五三をビデオ撮影する場合に押さえておきたい撮影ポイントを紹介します。
①着物の着付け風景を撮影
ほとんどの子が着物を着ると思いますので、まずは着付けの様子を撮りましょう。
女の子だと美容院等で髪をセットしてもらう子もいるかもしれませんので、これも忘れずに撮影しましょう。
せっかくなので着物の柄も撮影しておきましょう。

着付けが終わったら着物を着た感想なんかをインタビューしておくのもいいですね。
最後に全身を撮影しておきましょう。
モデルの様にくるっと回ってポーズを決めてもらえると最高です。
②写真スタジオでもビデオ撮影は可能?
最近は写真スタジオなんかで着物のレンタルと写真撮影を一緒にしてくれる場所も増えてきました。
多くの場所では、写真撮影している様子を写真で撮るのはNGです。
しかしビデオ撮影なら許可してくれる所もあるようです。
プロのカメラマンさんにカメラを向けられて緊張した表情を見せているお子さんの顔や撮影風景などを取っておくといいですね。
もしビデオ撮影が可能な場合は、くれぐれもカメラマンさんの邪魔にならないように気を付けましょう。
あくまでメインは「写真撮影」です。ビデオは「撮影風景を記録」するというスタンスで十分です。
③神社でお参り
神社についたら、まずは鳥居を含めた神社全体を撮影しておきましょう。

続いては参拝のシーン。
お金を賽銭箱に入れ、鈴を鳴らし、柏手を打って、拝礼。
この流れを撮影しておきましょう。
神社へお参りに来るのはお宮参り(100日参り)以来という方も多いと思います。
「あの時はダッコされているだけだった子が・・・」
というように、こういったシーンも撮っておくと、子どもの成長が感じられるので感動しますね。
④神社の中でお祓い
続いては、神社の中で神主さんにお祓いをしてもらいます。
まずは、神主さんまたは巫女さんにビデオ撮影の許可と、 動いていい範囲を聞いておきましょう。
ルールさえ守れば、「撮影はダメ」とは言われないでしょう。
初めは神主さんによるお祓いがあるので、 まずはお祓いをしている神主さんから撮影スタート。
腰から上くらいのサイズでOKです。
神主さんが祭壇の方を向いて、祝詞の奏上が始まったら、後ろから参列者全体を撮影。
もちろん真剣な表情で聞いているお子さんも撮影しておきましょう。
余裕があれば、他の参列者も撮っておくといいですね。

ここまでの物を撮り終わると、おそらくお祓いの儀式も終わりに近づいているはずです。
最後には、神主さん等から千歳飴などのお祝いの品が渡されますので、 その時の嬉しそうな表情を撮影しておきましょう。
⑤食事会
地域や家によっては七五三のあとに料亭などで食事の席を設ける所もあるようですね。
リラックスしているお子さん、その姿を見つめるおばあちゃん、お酒を飲んで楽しそうなおじいちゃん、など楽しそうな雰囲気を撮っておきましょう。
最後にみんなから、七五三の主役であるお子さんへのメッセージがもらえれば最高です!
⑥おまけ:準備は前日までに完璧に
今回 紹介した撮影ポイントをしっかり押さえるにはしっかりとした準備が必要です。
当日の流れは分かっているはずなので、どんな風に撮ろうかをシミュレーションしておきましょう。
また、「バッテリーがからっぽ!!」「ビデオの空き容量がない!」といったことにならないようにビデオカメラのチェックも忘れずに。