１分でどこまで・何を伝えられるのか？
YouTubeを見ていると１分程度の動画をよく見ます。
ビジネス系の動画マーケティングセミナーにいくと「１分程度の動画でもいいですよ」「スマホで撮った動画もそのままアップしちゃいましょう！」「1分動画を大量投稿すれば売上が上がります」と教えている人がいます。
で、それを真に受けて１分動画を大量生産している企業のなんと多いことか。
（結構、地方の中小企業に多いですね）
でも、この戦略は正解でもあり、間違いでもあります。
なぜなら「１分動画でもOKというのは”あなたの都合”」だからです。
動画を見るお客様が求めている答えに対して、納得するものを１分で伝えることが出来れば大丈夫です。
でも、もし１分という時間にこだわりすぎるあまり大事な情報を削ってしまったらどうでしょう？
それを見た視聴者は、動画の内容に納得せず、「この動画良く分からないな」というイメージを持って、もしかしたらもうアナタの動画を見てくれないかもしれません。
というか、お客様からの問合せの電話って１分で済ませられます？（笑）
実は「1分動画で何を作るのか」って「お客様からの問合せ」なんです。
「普段、会社に届いているお問合せを動画で答えていく」ことで検索に強い動画が出来上がり、そこから問合せに繋がっていく・・・
というのが「１分動画大量投稿」の核でもあります。
大事なのは、視聴者の心を動かすだけの情報量
映画で例えると分かりやすいかもしれません。
恋愛映画を見ていると、
・登場する男女のプロフィール
・なぜ2人は恋に落ちたのか？
・2人を待ち受ける障害
・仲直りをするきっかけ
・キスシーン
・ハッピーエンド
といった内容が120分に盛り込まれています。
登場人物に感情移入して泣いてしまうこともあるかもしれません。
それは、120分という時間の中できちんと心を動かすだけのストーリーがあったから。
では、もしこのストーリーの一部でもカットされていたり、簡略化されていたらどうでしょう。
「感動した！」とはならないはずです。
（あなたの大好きな映画で考えてみてください。いらないシーンは一つも無いはずです。）
なので、動画マーケティングで大事なのは、というか動画を作るときに大事なのは、「動画に盛り込む情報」です。
これは企画の問題なので、上手な人がやれば１分動画でも問い合わせは来ますし、10分動画でも反応がない場合もあります。
なのでまずは「心が動く動画をつくる」「最後まで見てもらいすいように簡潔に」
このバランスがとても重要です。
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文字や画像での情報発信と違い、動画は非常に多くのことを視聴者に伝えてくれます。
だからこそきちんとした知識を身につけて、しっかりしたもの作らないと 時間とお金の無駄になります。
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